鐙摺*、白石の城を過、笠島の郡*に入れば、藤中将実方*の塚はいづくのほどならんと、人にとへば、「是より遥右に見ゆる山際の里を、みのわ・笠島と云、道祖神の社 、かた見の薄*、今にあり」と教ゆ。 此 比の五月雨に道いとあしく、身つかれ侍れば、よそながら眺やりて過るに、簑輪いずこ(何 処、何 所) 不定称の指示代名詞で、どこ。 語源 「いずく」の音 変化 関連語いずこ 幼い子を入れておく道具。 藁(わら)などで編(あ)まれた大きな容器で、底部(ていぶ)に藁や籾殻(もみがら)を敷(し)いて尿(にょう)や便(べん)を吸収(きゅうしゅう)するようにしていた。 子どもが動かないように布などを巻(ま)きつけて使用した。
何でも知っている謎のお姉さん 臥煙伊豆湖を徹底解説 化物語 Ciatr シアター